「引き綱つけずに犬を散歩、女性に咬みつく」・・・飼い主を書類送検
福井県警大野署は8日、犬を登録しないうえ、綱などをつけずに散歩させたとして、大野市の男性を狂犬病予防法違反(登録違反)と県犬の危害防止条例違反(係留違反)の疑いで、大野区検に書類送検したと発表した。
犬は散歩中、通りがかった女性に突然かみつき、女性は右足などに軽傷を負ったが、男性は救護もせず立ち去ったという。男性は「動揺して逃げた」と供述している。
調べでは、男性は今年5月16日早朝、同市内で無登録の犬(雑種)を綱でつながずに散歩させた疑い。男性は犬の後ろを乗用車でついていたが、散歩していた女性に犬が突然かみついたという。女性は右足などから血を流し倒れた。女性は近くの施設の入所者で、異変に気づいた施設の職員がすぐに介抱した。
男性は「普段は噛みつかないのになあ」と言って立ち去ったという。